「京の伊勢」とも称される、京都東山の山中に鎮座する古社で、伊勢神宮と深い関わりがあります。

正式名称日向大神宮ひむかいだいじんぐう
宗派/御祭神天照大御神
所在地〒607-8491 京都府京都市山科区日ノ岡一切経谷町29(地図
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見ごたえ3
ベストシーズン冬(初詣)

歴史・由来

日向大神宮は、飛鳥時代の斉明天皇(在位655〜661年)の御代に創建されたと伝えられ、伊勢神宮と同じ天照大御神を主祭神とする神社です。そのため「京の伊勢」と呼ばれ、かつては伊勢神宮に参拝できない人々の「遙拝所」として信仰を集めました。本殿は内宮と外宮に相当する社殿が並び、伊勢神宮のような構造を再現しています。また、境内には「天の岩戸」を模したとされる「天の岩戸くぐり」があり、厄除けや開運を願う参拝者に親しまれています。山の中腹に位置することから、修験者の修行の場としても利用され、今もなお神聖な気配に満ちた場所として、静かな人気を集めています。

見どころ

日向大神宮は、自然豊かな東山の山中にあり、訪れるだけで心が洗われるような清浄な空間が広がっています。社殿は簡素ながらも神聖さが漂い、本宮と摂社・末社が整然と並び、伊勢神宮のミニチュアのような造りになっています。特に人気なのは「天の岩戸くぐり」と呼ばれる岩のトンネルで、これをくぐることで心身の穢れを祓うとされています。また、春には桜や若葉が、秋には紅葉が参道を彩り、山道を歩く参拝はまるで小旅行のような楽しみがあります。人が少なく静かなため、瞑想や自分と向き合いたい方にもおすすめのスポットです。

交通アクセス

最寄りの交通拠点:地下鉄東西線「蹴上駅」
JR京都駅からのアクセス:地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」で東西線に乗り換え、「蹴上駅」下車 徒歩約15分

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