正式名称は賀茂別雷神社。京都最古級の神社で、広大な境内と賀茂祭(葵祭)が有名。世界遺産に登録されている。

正式名称賀茂別雷神社(上賀茂神社)かもわけいかづちじんじゃ(かみがもじんじゃ)
宗派/御祭神賀茂別雷大神
所在地〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339(地図
URLhttps://www.kamigamojinja.jp/
見ごたえ4
ベストシーズン春(葵祭と新緑)

歴史・由来

上賀茂神社(かみがもじんじゃ)は、正式には「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、京都最古級の神社の一つとして知られています。創建は神話の時代に遡り、天武天皇の治世(678年)に社殿が整えられたと伝えられています。
主祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)で、雷の力を象徴し、災いを祓い、五穀豊穣をもたらす神として信仰されてきました。
上賀茂神社は、下鴨神社とともに毎年5月に行われる「葵祭(あおいまつり)」の舞台でもあり、古代から続く京都三大祭の一つとして多くの人々に親しまれています。
1994年にはユネスコの世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録され、その歴史的・文化的価値は国内外から高く評価されています。

見どころ

上賀茂神社のシンボル的存在といえるのが、楼門前に立つ2基の立砂(たてずな)です。これは神が降臨した神山を模したもので、清めや結界の象徴として重要な意味を持っています。
境内は広く、美しい芝生や小川が流れる自然豊かな風景が特徴です。特に「ならの小川」は、夏には涼を求めて訪れる人々に人気があります。
国宝に指定されている本殿と権殿(ごんでん)は、重厚な檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が特徴で、神社建築として極めて格式の高いものです。また、境内の多くの社殿が重要文化財に指定されており、歴史的建築をじっくりと鑑賞することができます。
春には桜、秋には紅葉、そして冬には雪景色と、四季折々の自然が彩る境内は、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。静かで清らかな雰囲気の中で、心静かに過ごせる神社です。

交通アクセス

最寄りの交通拠点:京都市バス「上賀茂神社前」または「御薗口町」バス停
JR京都駅からのアクセス:
市バス4系統で「上賀茂神社前」下車(所要約50分)、または地下鉄烏丸線「北大路駅」下車後、市バスで約10分。タクシーの場合は約30〜40分。

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