正式名称は賀茂御祖神社。糺の森に囲まれた古社で、縁結びのご利益がある。みたらし祭も有名。

正式名称賀茂御祖神社(下鴨神社)かもみおやじんじゃ(しもがもじんじゃ)
宗派/御祭神玉依姫命 賀茂建角身命
所在地〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59(地図
URLhttps://www.shimogamo-jinja.or.jp
見ごたえ4
ベストシーズン夏(糺の森の涼しさ)

歴史・由来

下鴨神社(しもがもじんじゃ)は、正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と称し、上賀茂神社と対をなす古社です。創建年代は明確ではないものの、文献には奈良時代以前から存在が確認されており、京都最古級の神社の一つです。賀茂氏の氏神である賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と、その娘である玉依媛命(たまよりひめのみこと)を祀っています。
平安京遷都後は国家の重要な祭祀を担う神社とされ、特に毎年5月に催される「葵祭」では、上賀茂神社とともに重要な神事の場として位置づけられています。
下鴨神社は1994年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産に登録され、今なお多くの参拝者と観光客を集める神聖な地として親しまれています。

見どころ

下鴨神社の最大の見どころのひとつは、広大な原生林「糺の森(ただすのもり)」です。約12万平方メートルの敷地にはケヤキやムクノキなどが生い茂り、四季を通じて自然の美しさを堪能できます。春は新緑、夏は涼しげな木陰、秋には見事な紅葉が広がり、京都市内とは思えない静けさが魅力です。
本殿は国宝に指定されており、平安時代の神社建築様式を今に伝えています。朱塗りの楼門や舞殿、重要文化財の社殿群も趣深く、歴史的価値の高い建造物が多数残されています。
また、縁結びの神として知られる「相生社(あいおいのやしろ)」や、御手洗川に足を浸して祓いを行う「御手洗祭」など、体験型の参拝も人気です。
初夏には「花しょうぶ園」が開園し、美しい花々とともに参拝を楽しめます。

交通アクセス

最寄りの交通拠点:京阪電車「出町柳駅」より徒歩約10分
JR京都駅からのアクセス:
市バス4系統または205系統で「下鴨神社前」下車(約35分)、そこから徒歩約5分
タクシー利用の場合は約25〜30分

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