弘法大師空海が創建した真言宗の総本山。五重塔がシンボルで、毎月21日の弘法市が多くの人で賑わう。

正式名称教王護国寺きょうおうごこくじ(とうじ)
宗派/御祭神真言宗
所在地〒601-8473 京都市南区九条町1番地(地図
URLhttps://toji.or.jp/
見ごたえ5
ベストシーズン春(桜とライトアップ)

歴史・由来

東寺(とうじ)は、正式名称を「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」といい、真言宗の総本山として知られています。796年(延暦15年)、平安京遷都に際し、国家鎮護のために羅城門の東側に創建されました。823年には弘法大師(空海)が嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の道場として発展を遂げました。空海はここを拠点に多くの弟子を育て、密教の教えを日本全国に広めました。
東寺は、京都のシンボルともいえる五重塔をはじめ、多くの国宝や重要文化財を有しています。また、東寺は災害や戦乱による被害を受けつつも、その都度修復され、歴史的景観を今に伝えています。特に五重塔は高さ約55メートルで日本一の高さを誇り、現在のものは1644年に徳川家光によって再建されたものです。宗教的な聖地であるとともに、文化的遺産として多くの人々に親しまれています。

見どころ

東寺の象徴である五重塔は、木造塔として日本一の高さを誇り、国宝に指定されています。夜間ライトアップされる時期には幻想的な姿を楽しむことができます。
講堂には、日本の仏教彫刻史上屈指の仏像群が安置されており、立体曼荼羅と呼ばれる21体の仏像が荘厳な空間を構成しています。これらの仏像群は国宝に指定され、密教の世界観を体感できます。

また金堂は東寺の本堂で、薬師如来を本尊とし、桃山時代の豪壮な建築様式が魅力です。
境内は桜や紅葉の名所としても知られ、特に春と秋には多くの観光客で賑わいます。
四季折々の自然と歴史的建造物が調和し、京都ならではの風情を味わうことができます。さらに、毎月21日に開かれる「弘法市(こうぼういち)」は骨董品や食品などの露店が並び、多くの人で賑わう人気のイベントです。

交通アクセス

最寄りの交通拠点:近鉄京都線「東寺駅」
JR京都駅からのアクセス:
徒歩約15分 または 京都市バス(16系統・42系統など)で「東寺東門前」下車、徒歩約2分

行ってきました!訪問レポート

まだありません。

寺社旧跡を探す

エリア別

50音別

初詣 祭り 紅葉 紫陽花 雪景色